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X window / 日本語環境

[更新履歴]

03/10/29 … ムダにスクリーンショット追加
X と(USB)マウスのドキュメントにする予定だったけど… マウスはカーネルの再構築の時点で使えるようになるので企画倒れ(笑)。なんで、日本語環境(フォント周り)に変更(笑)。でも、よくわかっていない。カーネルの設定はこっち

1280x600 という変則(?)液晶画面のリブで X window を利用するには(???)、XFree86 (というよりatiのドライバかな?)のバージョンは 4.2 以上っぽいです。stable(woody)だと 4.1 なんでsarge利用。
800x600 で我慢できるなら、vesa ドライバ使えば 4.1 でもいけるけど、ちょっとせつなげ。

というか、gnome とか KDE は重そうなので(つか、RedHat9 についてきた Gnome は重いっス)、相変わらず wmaker でイキます。
まぁ、入れたい人は入れるがいいさ…

あとは、日本語フォントをいろいろと。

X window & wmaker

例によって
# apt-get install xserver-xfree86 xbase-clients wmaker menu xfs-xtt rxvt-ml
  xfonts-base xfonts-100dpi xfonts-75dpi
なんつーか、「これ」を入れると芋づる式に入るっつーパッケージがわからん…

で、聞かれるdebconf関連は
Select the desired X server driver ... ati
select your keyboard model ... jp106
select your keyboard layout ... jp
select your keyboard variant ... (NULL)
select your keyboard options ... ctrl:nocaps (好み)
choose your mouse port ... /dev/psaux
choose the entry that best describes your mouse ... ImPS/2
Is your monitor an LCD device? ... <Yes> (Noでも動くけど)
select your monitor characteristics ... Medium
your monitor's bst video mode ... 800x600@60Hz (とりあえず)
your desired default color depth in bits ... 24

enter the video card's bus identifier ... (NULL)
the amount of memory (in KB) ... (NULL)
Emulate 3 button mouse? ... <Yes>
Enable scroll events from mouse wheel? <Yes>
Select the XFree86 server modules that should be loaded by default
freetypeを消してxttを追加

Write default DRI section to configuration file? ... No (よくわからん)

とりあえず、面倒なので一度リブートし、一般ユーザで startx して起動するか確認。

でもって、
# cp /etc/X11/XF86Config-4 /etc/X11/XF86Config-4.default  バックアップ
# vi /etc/X11/XF86Config-4

Line:19
FontPath   "unix/:7100"
↓(変更)
FontPath   "unix/:7110"

Line:114〜115
Depth   24
Modes   "800x600" "640x480"
↓(追記)
Depth   24
Modes   "1280x600" "800x600" "640x480"

# cp /etc/X11/XF86Config-4 /etc/X11/XF86Config-4.ok.`date +%Y%m%d`  バックアップ
これで全てOK。
user$ startx
マウス(アキュポイント & USBマウス)は、上の設定+カーネルモジュールの選択で両方同時につかえます (USB未接続時→アキュポイントOK / USB接続時→両方OK)
USBマウスは、ELECOM USBマウスを使用。多分これ。どっちの USB ポートにつなげてもフツーに使えます。

念のため、/etc/X11/XF86Config-4 と、起動直後の面白くもなんともないスクリーンショット (878,078Byte)

日本語

なんか、サーバ編でも書いてる気がするけどあっちは tasksel 使った手抜き(!?)なんでもう少し。一応クライアント用途やし

まずはフォント
# apt-get install ttf-kochi-gothic ttf-kochi-mincho ttf-xtt-wadalab-gothic
  ttf-xtt-watanabe-mincho xfonts-a12k12 xfonts-intl-japanese xfonts-marumoji
変換サーバ
# apt-get install canna language-env
Locale は ja_JP.EUC-JP EUC-JP にチェキ

この時点で X 起動 -> KRxvt 起動 -> set-language-env 実行で一気にいける。
んで、次のパッケージを入れるように言われるのでいれる。
# apt-get install ja-trans manpages-ja vim jvim-canna kinput2-canna egg
  xemacs21-mule-canna-wnn
日本語 vi については、nvi-m17n-canna はパッケージがないみたいなので、jvim-canna に変更。vim も同時に必要なので注意。
つーか、emacs-dl-canna ねーんかい。。。xemacs あんま好きじゃないんだけど…起動遅いから。

wmaker の日本語表示
$ wsetfont japanese

例によってこれだけ。 X 停止 -> ログアウト -> ログイン -> X 起動 -> WPrefs 起動で日本語表示されるのを確認。

ただし、(emacs-dl-cannaじゃないので)emacsについては、canna で漢字変換できないので、ちょいと修正が必要。(/usr/share/doc/language-env/README.ja.eucJP.gz Line:273 以降参照)
# vi /etc/init.d/canna

Line:12
CANNA_SERVER_OPT="-u canna"
↓
CANNA_SERVER_OPT="-inet -u canna"

# /etc/init.d/canna restart
んで、ユーザでemacsを起動し、Ctrl-o で日本語入力にし、変換しようとすると、
辞書ファイル user がありません。作りますか? (y or n)
とでるので、"y"で。
ちなみに、xemacs は、特に何も考えなくて大丈夫。

ついでにいうと、リブの画面は縦が狭いので、フツーに起動すると (x)emacs は画面をはみ出してしまうので、emacs は "-geometry 80x35"、xemacs は "-geometry 80x30" くらいをつけといたほーがいーかも。

更についでに、xemacs のツールバー(win的表現)は邪魔っぽいので、Options -> Display -> Toolbars Visible のチェックをハズす。そして、Options -> Save Options to Init File で設定保存。

ついでに壁紙

リブレット標準の壁紙を設定してみます。これってライセンス的に問題ない…よな???
ただし、リブの標準壁紙は bmp だけど、wmaker の壁紙は bmp が使えないので、png か jpg へ変換します。 Gimp でもいーけど、コマンドラインからサクっとできる
# apt-get install imagemagick
(マウントしたXP領域が /share/win の場合)
$ cd ~/GNUstep/Library/WindowMaker/Background
$ convert -quality 90 /share/win/WINDOWS/lib_blue.bmp lib_blue.jpg
$ convert -quality 90 /share/win/WINDOWS/lib_green.bmp lib_green.jpg
で、
RootMenu ->
WorkSpace ->
Appearance ->
BackGround ->
Images ->
Scaled -> から、壁紙を選ぶ。
というか、壁紙用の画像は、このディレクトリに放り込んでおけばOK
ちなみにスクリーンショットの Style は Interlace を使用。
convert の詳しい使い方は、man とか -help にて。quality は品質(not 圧縮率)を 0〜100 で指定できます。