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Cygwin + XDMCP

どーせ通常使用する win マシンには、いつも Cygwin 入れるんだし、わざわざ VNC とか入れなくてもいーかもってことで、Cygwin を使って、Debian の Xサーバに接続してみる。Cygwin のパッケージでは、あらかじめ XFree86 関連は全部インストールしておく。
セキュリティ的にあんまりよろしくないので、ポートをちゃんと閉じるかしておく。
うちでは、サーバ用途(外向け)の Debian ではなく、本番機の検証用(ってか、おもちゃ)の Debian に(ディスプレイ数の都合で)使っている。

参考 [Linux Square 真ゼロ円でできるXサーバ]

設定

Debian側で設定するのは以下のとおり。

/etc/X11/XF86Config-4
FontPath        "unix/:7100"

↓

FontPath        "tcp/localhost:7100"
/etc/X11/fs/config
no-listen = tcp

↓

#no-listen = tcp
port 7100
/etc/X11/xdm/Xaccess
多分「*」じゃなくて、アクセス元のIPアドレスをちゃんと書いたほうがいい。(^-^;;
(42行目)
#*                                       #any host can get a login window

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*                                       #any host can get a login window
/etc/X11/xdm/xdm-config
DisplayManager.requestPort:   0

↓

DisplayManager.requestPort:   177

接続

win で Cygwin を起動し、以下のコマンドを実行
$ XWin -screen 0 800x600x256 -from 192.168.0.2 -query 192.168.0.20 -fp \
> tcp/192.168.0.20:7100
800x600x256 は、横幅x縦幅x色数 emacsとか使うなら、1024x768くらいがいいかも
-from 192.168.0.2 は、アクセス元(winマシン)のIPアドレス
-query 192.168.0.20 は、アクセス先(Debianマシン)のIPアドレス
-fp tcp/192.168.0.20:7100 は、アクセス先(Debianマシン)のIPアドレスとフォントサーバのポート これがないと、X上の日本語が化ける

パフォーマンスとか、安定性がどーとかよく言われてる(らしい)が、全然平気。快適。

画面はこんな感じ。cygwinX.png 140,353KB
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